きらり ひらり 舞う桜 滝沢歌舞伎ZERO FINAL

 

 

 

滝沢歌舞伎ZERO FINAL 

 

滝沢歌舞伎 18年間 ほんとうにおつかれさまでした

 

わたしの瞼に残る滝沢歌舞伎 一生 わたしの記憶が無くなるまで憶えておきたい

 

 

2023年4月30日 新橋演舞場

滝沢歌舞伎ZERO FINALと大きく書かれた門

会場の中で流れるWITH LOVEのメロディー わたしを滝沢歌舞伎の世界に連れていってくれるこの空間がだいすき 1度はあのお弁当食べるべきだった な🍱 幕が上がるまで、舞台上に吊られたたっぷりの白い布みたいにふわふわした気持ちですごしてた らあっという間にその時が来ちゃった

幕があがってみんなの顔が見えたとき、いわもとさんの掛け声にあわせてみんなの魂の叫びがきこえたとき、表情 ついにおわりがはじまってしまった…

 

 

ひらりと桜で阿部ちゃんのお顔に花びらがついちゃって それをちょっと困ったやさしい顔で手にとってたの あまりにも魅力的で目が離せなくなった さいごの日、花びらまでも味方につけちゃう阿部ちゃんは綺麗で儚くて どこまでもアイドルでした あと阿部ちゃんのスタイルの良さが際立つあの衣装もだいすき ほんとうに脚が長い、スタイルが良い

 

 

いにしえのいわふか尊い 2人のパート、歌声の相性… 岩本さんの隣にふかざわさんがいること ふかざわさんの隣に岩本さんがいることの安心感ってやっぱりすごいんだなと 2人の目が合った時って圧倒的にほかの人とはちがう ニコッとするんじゃなくて 「いくぞ」 ってお互いの気持ちを確かめあうように強いアイコンタクトをとるんだよね(オタクにそう見えてるだけかも) やっぱり2人が支えているんだな

 

 

後ろのセットが場面ごとにどんどん変わるのも見ていて楽しい 今回一幕制ということもあってついて行くのに必死だったな 目まぐるしくてその場その場で余韻に浸る暇は正直なかった 

 

 

仇討ちはふかざわさんの静かで無駄な動きひとつない殺陣がかっこよすぎる あの光のない目 淡白な表情、最高すぎるんだよなあ ふだんのダンスでもふかざわさんって無駄がないし静かな中にも力強さだったり芯がある気がするけど仇討ちでもそれをかんじた ひとりでの戸板倒し、ふかざわさんがバランスをとって立ち上がるまで 会場全体の張りつめた空気 緊張感すごかった わたしも心臓バクバクでちょっとこわくて目細めながら見てた

 

 

Maybeの演目名 月と星のディスタンスってなんだろ???? 朝のニュースで大きな月と雲のセットに乗ってひとり歌ってるわたなべさんを見てどういうテーマなのか 色々考えていたけど後日談 ほんとうは違う曲をやるつもりだったんだね そっちも気になりすぎる けどわたなべさんがソロで歌うMaybeもこれまたいいな 間奏で踊ってるのもすきだった ラウちゃんのフリーダンス 途中からだの内から出てきた声が後方のわたしにまで聞こえてきた ラウちゃんの、誰にも真似できない ラウちゃんだけのダンスがこれからも見たい

 

 

変面 前回とは曲とか雰囲気も全然ちがくて、ダンサーの方やジュニアのアクロバットの動きににリンクするようにお面が変わっていくのがかっこよかったな お面で顔が見えなくても体格と立ち姿がとってもいわもとさん あの衣装かっこいいんだよな 

 

 

足跡 さいごに3人が大きな舞台の真ん中に小さくぎゅって集まって背中ぽんぽんし合ってるの 幸せってこういうことだなって思った いちばん小さなさくまさんが大きな目に涙をためながら大きなめめこじにニコニコ目合わせにいってるのがよく見えて なんとも微笑ましすぎてこっちまでニコニコした 歌詞に感情を乗せるのが上手な3人が足跡を歌ってくれたのとってもよかった

 

 

腹筋太鼓 残っている体力全部使ってるんじゃないかっていうくらいひとりひとりの熱量がすごくて毎回驚く 目力だったり叫び声で殺められそう 特にメカ太鼓ののけ反りながらこちらを見ているさくまさんの目力 わすれられない

 

 

ダボム 破壊力 衝撃 ライブビューイングでしょっぱなのふかざわさんパートにやられたんだけど それを今度は生で浴びてしまってほんとうにとんでもなかった 歌ってるときの体勢(頬杖をつく感じのそれ)と 「Midnight〜」 の不安定なあの音程 表情が相まってたまらなく色気のあるふかざわさんがいた ラウちゃんが上手から出てきてセットに寄りかかりながら歌ってたり表情がコロコロ変わってすごい魅力的だったな どんなジャンルの曲にも染まれるのはつよい 

 

 

生化粧コーナーでお丸さんが出てきてくれてほんとうにうれしかったよ 鼠小僧やっっっぱり見たかった メンバーが真っ先にファイナル、お丸さん出た方がいいってくれたのとんでもない愛 ふかざわさんもお丸さんも愛されてるなあよかったなあ 時間もないからお化粧もいつもよりナチュラルでちょっと髭も見えちゃったりしてた(かも)だけど 所作とかは今まで積上げてきたお丸さんがしっかり染み付いてるし見れば見るほどかわいくて綺麗なお丸さん お丸さんもおつかれさまでした これからもみんなに愛される町娘でいてね 

 

 

内村くんの「スノーマン それぞれの瞼に残る滝沢歌舞伎」っていうセリフだいだいだいすき そうだよな〜みんな色々な思い出が滝沢歌舞伎には詰まってるんだよな〜  おもいを馳せるように舞っていたんだろうな 後半の演目はほとんど見た事なかったからいままでこんな演目があったんだ ってすごい見応えだった ひとつひとつもっと長い時間見たかったな 

 

 

刀投げ また心臓バクバクしながら見てたけどさすがのいわだて めちゃくちゃきれい 女と男の舞 この演目、調べれば調べるほど奥深い  兎にも角にも 阿部ちゃんの遊女がすきすぎる 身長高いのにぐっと腰を落としてあれはどうみても遊女… 氷の王はぜっったいだてちゃん 舞台に立ってる自分が本当に自分って挨拶のときに語ってくれたこと ほんとうに舞台上のだてちゃんキラキラかっこよくて滝沢歌舞伎を通して歌舞伎に出会えて 自分の強みを知れて 本人も言っていたけど、これからも歌舞伎の世界でたくさん活躍して欲しいな 蝶々のラウちゃん、神(だったかな)のお衣装めちゃくちゃ似合ってて一瞬パリコレ?と思うくらい 佐久間さんのお七 女と男の舞とはちがって 強い女 ってかんじでまっすぐ前見ながら鐘を鳴らすところ印象的 いい意味でちょっと怖いなって思った もうこのあたりから怒涛すぎてあっという間に次に移ってしまうのもったいない と思ってしまった さいごに全員集合した時の 究極の和のエンターテインメント!!! 感 すごすぎた

 

 

組曲 あれだけ動いたのにどこにこのパワーが有り余っていたんだろう 腹筋太鼓ですべて使い切ってたよね 音楽があって、振り付けがあって からだを動かしているというよりほんとうに内からみなぎるパワーに勝手に体が動いている感じ まだこの先の演目もあるのにそんなこと考えてないくらい100パーセント以上の力 歌のない演目 だからこそ全身で伝えてくる姿に心うたれたし そういうスノーマンの姿がすき

 

 

花鳥風月 ふかざわさん 「春に咲いては夏に散る」 のおどり方 首ガシガシ入れるところとか映像で出てるおどり方と全然ちがくて超かっこよかった 髪の毛も乱れてたな 全身全霊 感情ぶつけながら踊ってるけどやっぱりふかざわさんがもともと持ってる品の良さとか 儚さとか そういうのは残ってるの やっぱり花鳥風月のふかざわさんがだいすきだ

 

 

五条大橋 6人が橋の上にいて3人がメンバーに手を取られて登るところ 本当に好きなシーン 特に涙流して口を手で覆いながらめぐろさんのこと指さすわたなべさんが忘れられないな 「お前が必要」っていうわたなべさんのきもち(わたしの考えでしかないけど)に応えるように 覚悟を決めて服を脱いで橋に向かうめぐろさん めちゃくちゃ泣いてた いままでもこうやって手を取り合って壁に立ち向かってきたのかな とか いろいろな思いが込み上げてきた

 

 

原曲キーで歌い上げられたWITH LOVE さっきまで泣いていたメンバーも一つ一つの言葉を丁寧に届けてくれた 五条大橋あたりから子供みたいにぐしゃぐしゃに泣いてたラウちゃん 19歳が抱えていたプレッシャーとか重みってどんなだったんだろうか でも綺麗な涙だった 汚い世界なんて見ないでほしいっておもったし、そうで居れるように守りたい 「ありがとうと言えるよ 目の前の 君に真っ直ぐ 伝えたくて」 のパート、歌詞の通りまっすぐ 堂々と会場全体、いろいろなところで見ている人みんなにとどくよう歌ってくれていて頼もしかった 泣かずに歌ってて がんばったね って誰目線か分からないけど言いたくなった そのとき後ろでいわなべがめちゃくちゃ優しい表情で目合わせてからハモリのパート歌い出したんだよ 涙涙涙 ラウちゃんを包み込むように ほんとうに優しい顔だった 正座もできなかったところから見てるんだもんな、愛が溢れますよね あの瞬間は絶対わすれない みんないい顔だったな〜〜

 

 

ふかざわさん 歌えなくなる瞬間を見てしまった 手話の振り付けがとまって 堪えてた涙がポロポロこぼれおちてた そこからしばらく振りが出来なくなってたのほんとうにいま思い出すだけでも胸がギュッてなる いままで何千 何万と歌い、踊りつづけてきたWITH LOVEの振り付けだから もう他のことをしていたって踊れるはずなのに それが出来なくなっちゃうほどの思いがあったんだなって タッキーのことおもっていたのかな もうほんとうに最後だもんね

 

 

少ししんみりした空気のまま始まった LOVE 泣き笑いながらVenus踊って みんなもやってよぉ〜!涙 って言ってた向井さん 空気ガラッと変わったんだよね とってもいい方向に ほんとうにあなたがいてくれて良かったっておもったよ サビではふかこじがハート作りながら頭ごっつんこ 最高にぶりっこしてる2人 そういう光景があちらこちらで起きていて うまく言えないけれどわたしの好きなスノーマンってこれなんだよ こういう明るい曲調なのに自然と涙がでちゃうような曲がすごく好き LOVE がその代表 大人になってから余計こういう曲で泣けるようになっちゃった なんでなんだろう みんないつまでもこうやって泣き笑いでもしながらわちゃわちゃしていてほしい

 

 

タッキー、どこかで見ていてくれましたか ジャニーズ事務所との関係がいいのかとか大人の事情は分からないけど、スノーマンとは離れていても深い絆で今もこころは繋がってるはず スノーマンが自分たちの手でタッキーから引き継いだ滝沢歌舞伎の幕をおろしたこと けじめかなって勝手に思ってる 後輩に引き継いだり、自分たちでまだ続けることも出来たかもしれないけどそれが叶わなくなったいま、正直スノーマンが幕をおろす人たちでよかった 本当のことなんて永遠と分からないとおもうけど この先、何かしらの形でまたタッキーとスノーマンが交わるときがきたらいいなと思う

 

 

スノーマンの好きなところ チームワークと仲の良さ 年齢も歴もバラバラだけどそんなこと関係なく対等に関わりあっているところがある お互いに思っていることを言い合える関係性があるってわたなべさんが言っていて ふだんの息のあったダンスやバランスのとれた会話や空気感 こういうところから作られているんだなあと 滝沢歌舞伎は特に 長い時間を一緒に過ごすことになるし、たくさん成長して絆を深めてきたんだろうな 一人一人の持っているポテンシャルの高さ 9になるとそのパワーが9倍どころか もっともっと大きな力になってわたしたちの心を動かしてくる それでいてどこまでもアイドル 辛いところとか後日談で知ることだってしばしば あのときあんな過密スケジュールだったの?っていうこといままで何回もあって

わたしたちの見える場所ではずっと希望でいてくれる最高の人たち 

 

めちゃくちゃかっこよかったよスノーマン ずっと幸せでいてほしい たのしくお仕事していてほしい もちろん楽しいことばかりじゃないと思うけど 滝沢歌舞伎の裏側の話 たくさん怒られて 体もボロボロにしてきて 辛いことが多かった っていうのを聞いたらそんなこと簡単には言えないけれど、スノーマンってわたしたちにはいつもそんなところを見せない 影の努力人ばっかり だからできるだけいつも心と体の健康を守っていてほしい

 

 

ふかざわさんの挨拶 忘れもしない ふかざわさんの涙と言葉 いつも泣かないふかざわさんが途中何度か上向いたりして堪えていたけど うまく話せなくなるほど泣きだした 泣けてよかった どれだけ泣いても大丈夫な場所があってよかったとすごく嬉しくなった 周りにいたメンバーの顔 うんうんって優しくて ぽんって背中叩いてくれて(これはいわもとさん ふかざわさんが泣いていれば頼もしくお兄さんないわもとさん どう考えたってすきでしかないよ 今までもそうだったこの関係性 これからも支え合っていってほしい) 滝沢歌舞伎のことがだいすきだ って 支えてくれた人たちがすきだ って だいすきなふかざわさんのだいすきのきもち 沢山受け取ったつもり さいごにまたメンバーが出てきてくれてちょっといじられてた お丸さんか深澤かわからなかったって 目ゴシゴシしてるのちょっとウザかった(わたなべさん)って わたしの好きなスノーマンだ わたしの好きなスノーマンが滝沢歌舞伎には詰まってた

 

 

ファンにとって、いままで歌舞伎を見続けてきた人たちにとって もしかしたら100パーセント納得のいく滝沢歌舞伎のおわり方では無かったかもしれない でも最後の滝沢歌舞伎、ファンの気持ちなんてどうでもいいとわたしは思っていて スノーマンが納得のいく幕のおろし方ができたのならもうそれが大正解だよ スノーマンが良かったと思う歌舞伎ができたのなら スノーマンが楽しかったと思えていたらそれでいい 綺麗事すぎるかもしれないけど、それがわたしにとって最大のしあわせ スノーマンの幸せがわたしにとってスノーマンを応援するうえで見ていたい姿 みんなにとってのながい青春 ながい歴史の眩しすぎる一瞬を見に行けてよかった

 

 

 

来年からは滝沢歌舞伎のない春がくる わたしの中で春の季語にもなっている滝沢歌舞伎 毎年春になったら歌舞伎のこと 思いだすだろな みんなと一緒に過ごした大切な春 これからも9人のスノーマンが舞い続けられますように 卒業 おめでとう